業務報告日誌を掲載しております。
とあるマンションの屋上を点検していたとき、何かがいつもと違う気がして、
よくよく見てみると雨水管(雨樋)のキャップがない・・・・
通常、屋上に上がる階段は施錠されているため、
誰も上がってこないはずなのに・・・
たいしたことがないようにも思われますが、
やはり、必要であるからキャップがついているわけで。
このとき、人生で初めて雨水管キャップについて、考えました。
こんな機会でもなければキャップについて真剣に考えないですよね。
どうしてなくなっているのか??
関係者以外は、屋上に上がれないようになっていますし、
関係者が持っていくとは考えにくいし・・・。
キャップはねじ込みされていたので、風で飛ばされる可能性も低いし・・・
結局、これは分かりませんでした。
キャップがなかったらどうなるのか???
屋上にはよくカラスやハトが飛来してきます。
屋上は良い休憩ポイントになっているのでしょうね。
(そのためにフンが問題になるのですが。。。その話は、別の機会で)
鳩やカラスは、枝や木の実を運んできます。
時にはカップラーメンの容器なんかも運んできます。
もし、それらを長年、雨水立管に落とし込んでいったら、当然ですが、詰まります。
詰まる場所にもよりますが、オーバーフローした水が共用廊下を水浸しにし、
行き先を失った水が、部屋内に行ってしまう可能性もあります。
管内が詰まった場合、高圧洗浄機などで強引に詰まりを除去できれば、まだラッキーですが、
最悪の場合、管を途中から切ってしまわなければならなくなる可能性があります。
結局、最悪の事態を考えながら、ホームセンターに駆け込み、
同じ大きさのキャップを買ってきて取り付けてみました。
とりあえず、OKです。
色は、違和感があるものの、通常見えない箇所なので、そこは愛嬌です。
後日、理事会に報告して一件落着です。
ただ、いくら安全帯を付けていても12階建ての屋上から半身を乗り出しての作業は
恐かったです・・・
本文の終わりです