業務報告日誌を掲載しております。
機械式駐車場は、都市部のマンションに良くある設備ですが、
よく起きるトラブルがあります。
その1
鍵を挿したまま離れてしまった・鍵を落とした???
圧倒的に多いトラブルが駐車場操作鍵のトラブルです。
鍵を挿したまま離れてしまった場合、拾得者から届けられたり・
管理員が見つけた際は管理室で保管している場合があります。
管理会社にお問合せ下さい。
また、鍵を機械式駐車場の地下ピットに落とされた場合、
専門知識がある者が対応しなければ大変危険です。
機械式駐車場点検業者または管理会社にご連絡下さい。
その2
自分が止めた場所に、車がない・他の車が停まっている???
車は移動式のパレット(車を載せる台)に載せられるので、
他の人が自分の車の出し入れをすると、パレットが移動することとなり、
自分が停めた車が停めた場所(位置)に無かったり、
他の車が停まっているように錯覚してしまいます。
→パレットには番号が記載されていますので、
番号を確認することで勘違いを防ぐことが出来ます。
その3
車を出したい・停めたいのに、機械式駐車場が作動しない???
機械式駐車場には、車の長さに制限があるので車の先端がセンサーに
引っかかると機械式駐車装置が作動しなくなります。
すると、車を出し入れされる方が入出庫できなくなります。
→駐車する際、後輪がパレットの車止めまで来ていることを確認することで
防止できます。
(車種によっては車止めの位置を調整する必要がありますので、
管理会社にお問合せ下さい)
その4
車の天井に傷がついてしまった???
機械式駐車場には、高さの制限もあります。
よくあるのが、車検で代車を駐車する時や、会社の車で帰宅して
駐車する時などに、発生することがあります。
車高の制限を超える車を駐車すると、他の方が機械式駐車装置を
作動したとき車の天井に傷が入ってしまいます。
→契約車以外の車を機械式駐車場には停めない、
停める時は管理会社にお問合せ頂き、車検証のサイズを確認することで
防止できます。
便利な機械式駐車場ですが、ちょっとした不注意で上記のようなトラブルが
発生してしまいます。
特にその3の事例では、機械式駐車場が緊急停止し、
メンテナンスしなければ機械式駐車場が使用できません。
その為、他の利用者に迷惑を掛けてしまうだけでなく、車の修理代、
最悪機械式駐車場の修理代まで発生することになりかねません。
何事も、注意・確認が大事ということになります・・・・・・・
本文の終わりです